かこさとしのひみつ展-だるまちゃんとさがしにいこう-
18/7/7(土)~18/9/9(日)
川崎市市民ミュージアム

本展の準備中の5月2日に92歳で逝去したかこさとし。『だるまちゃんとてんぐちゃん』や『からすのパンやさん』など、一度は目にしたことがある絵本の作家かこさとしは、50年以上にわたりおはなしの絵本やかがくの絵本などたくさんの作品を発表し続けた。 物語をつくるようになったのは、1950年代の川崎市でのセツルメントと呼ばれる活動がはじまり。子どもたちに作文や絵の描き方を教えるほか、自分でも紙芝居や幻灯をつくって、子どもたちに読み聞かせていた。このときの体験が、のちの絵本づくりに大きく活かされている。本展では、かこさとしが生み出した作品を一堂に集め、そのひみつに迫ります。「だるまちゃん」シリーズや『からすのパンやさん』の一場面をはじめ、『どろぼうがっこう』、また、『かわ』や『たべもののたび』など科学絵本の全ての場面を展示するほか、ひみつのキーワードとなる「見る」「知る」「学ぶ」、そして「食べる」場面を中心に展示する。