RIMPA TO NIHONGA―現代日本画に見る琳派の様相― 同時開催「桜百景 vol.15」
18/9/4(火)~18/11/25(日)
郷さくら美術館
![](/shared/materials/d433935b-5590-4545-b9bf-6729503224ff/origin.jpg)
琳派とは、一般的には安土桃山時代から江戸時代初期に京都で活動した本阿弥光悦と俵屋宗達(生没年不詳)に始まり、尾形光琳(1658〜1716)と弟の乾山(1663〜1743)を経て江戸の酒井抱一(1761〜1828)に私叔によって継承された、日本美術の装飾的特質を代表する流派として認知されている。そしてその独特な表現手法は意識的に、また時には無意識的にそれぞれの時代を生きる作家によって受け継がれてきた。
本展では、現代日本画壇における「琳派」の影響を郷さくら美術館のコレクションから考察していく。時空を超えて日本人のこころに受け継がれる美意識の様相を楽しんでほしい。
また、桜の絵画だけの展示室「桜百景」では、全国の桜の名所・名木を描いた作品を中心に桜の絵画10余点を紹介。中島千波による大作《春夜三春の瀧桜》や、古典の絵巻の世界を描いた平松礼二《遊鯉図》など、各作家の桜花を展示する。