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フランク・トランキナ「Every Story Tells a Picture」

18/10/5(金)~18/10/27(土)

MEGUMI OGITA GALLERY

"Cowboy Painting" 2018, 76.2 x 101.6cm, oil on linen

シカゴを拠点に画家として活躍するフランク・トランキナの新作絵画展「Every Story Tells a Picture」を開催する。フランク・トランキナは1992年にThe School of the Art Institute of Chicagoの博士課程を修了し、美術大学で教鞭をとりながらアメリカ国内を中心に画家としてのキャリアを重ねてきた。メグミオギタギャラリーではグループ展「トイ・ショー」(2010年)、「マリンコング」(2012年)に参加した他、2015年には個展「RUCKUS(!)」を開催、今展は第2回目の個展となる。
フランクは30年以上アメリカのジャンク・トイの収集を続けている。フランクはトイに役を与え舞台を演じているように並べ、それらを描く。まるで映画のワンシーンのように並べられたトイを描いた作品(fig.1 “Cowboy Painting”)では、静物画という伝統的な絵画様式ながら、人物を描写しているような動きのある画面が特徴。その一方で、”Lech”(fig.3)などに代表されるそれぞれ脈絡のないトイが並べられた構図の作品は、作家自身のトイへの愛着そのものといえるだろう。一つ一つのトイには歴史があるかもしれないが、再び選ばれ描かれることで、新たな活路を見出されたトイ達は生き生きとして喜びに満ちている。本展では、「ドリアン・グレイの肖像」をベースにした作品を中心に、カウボーイやナウガ等がリネンに描かれたオイルペインティング他、フランケンシュタイン等の水彩、グアッシュ作品を含む11点を展示する。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

11:00~19:00、日・月・祝休廊

料金

無料

出品作家

フランク・トランキナ

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