第72回企画展「みつをの一生」
18/10/2(火)~19/1/27(日)
相田みつを美術館
「いのちいっぱいに生きてきて本当によかった。どんなときでも心の底からしみじみと言えるような人生を生きてゆきたい」〜「創作ノートより」より〜
現在、教科書で、あるいはトイレの日めくりカレンダーなど、様々な場所でその作品が目にふれ親しまれている相田みつを。
しかし、どのような人生を送ったのかはほとんど知られてはいない。
それは、『いちずに一本道 いちずに一ツ事』(角川文庫)以外に自伝的な文章をほとんど残さなかったことにもよる。実は、旧制中学校時代に、教官との確執により進学を断念したり、戦後の混乱期に傷害事件に巻き込まれ大怪我を負うなど、起伏が激しく特に若い頃は挫折の連続だった。
本展は、知られざる「みつをの一生」を初めて紹介するもの。