田名網敬一 "Tanaami x adidas originals"
19/2/2(土)~19/3/9(土)
NANZUKA
この度、NANZUKAは、田名網敬一の新作個展「Tanaami x adidas originals」を開催する。
本展は、世界的スポーツファッションブランド、adidas originalsによる 「adidas gallery」 という名を冠した新たなアーティストコラボレーションプロジェクトの一環として企画された特別展である。
時を同じくしてadidasより発表される2019SSアパレルコレクションでは、adidas originalsにとって最も象徴的なアパレルラインであるカルフォルニアと呼ばれる型のTシャツやファイヤーバードと呼ばれる型のトラックスーツ、また2019年ラグビー・ワールドカップの開催を記念したラガーシャツなど、上下セットアップを含めた全 10アイテムと多岐に渡る予定。
アートとファッションの融合が新たなトレンドとなっている現在のカルチャーシーンですが、田名網にとってこうしたコラボレーションは決して特別なものではない。60年代から現在に至る半世紀以上のキャリアを、グラフィックデザイナーとして、映像作家として、そしてアーティストとして、メディアやジャンルに捕われず、むしろその境界を積極的に横断して創作活動を続けてきた田名網にとって、むしろその主戦場であったと言える。
事実、田名網がこれまでのキャリアで行ってきたコラボレーションには、伝説的ロックバンド、モンキーズ「Pisces,Aquarius,Capricorn & Jones Ltd (1967)」やジェファーソン・エアプレイン「After Bathing At Baxters (1967)」の日本版アルバムジャケットの制作、アンディーウォーホルの日本での展覧会ポスターの作成「アンディーウォーホル展」大丸デパート (1984)」、Manish Arora (2008)、lucien pellat-finet(2011)、Stussy (2012)、Marc Jacobs (2017)、Louis Vuitton (2017)、Disney (2018)など、多岐にわたる。
今回のコラボレーション企画展のために、田名網は”Trefoil”と呼ばれるadidas originals伝統のロゴを配した作品を含む新作のキャンバスを16点と、2点の新作立体作品を発表する予定。