具象彫刻の今ー具象彫刻の先駆者たちー
19/1/29(火)~19/4/14(日)
千葉県立美術館

具象とは、美術においては人物や身近な動物など具体物を題材にした作品に使われる用語。また、彫刻とは、主に立体の美術作品を示す用語で、石や木などの素材を直接彫り込む技法(カーヴィング)と、粘土で原型を作り、それを石膏や金属などで型抜きして作る技法(モデリング)に大別される。
日本には、土偶や埴輪、仏像やひな人形など立体造形の伝統があるが、人物を型抜きしたようなリアルな表現は、明治以降、西欧の彫刻作品と技法の導入により普及していった。
本展では、日本の近代彫刻の先駆者、小倉惣次郎、新海竹太郎をはじめ、彫刻界に多大な功績を残した高村光太郎、高田博厚、戦後日本の彫刻界を代表する舟越保武、千葉県を拠点に活動した大須賀力、長谷川昂らの作品により、具象彫刻の魅力を紹介する。
※下記同時開催
・近代洋画の先駆者 浅井忠9ー浅井忠の京都時代ー
・北詰めコレクション メタルアートの世界3ー彫金の魅力ー
・コレクション名品展ーバルビゾン派の画家たちを中心にー
・アート・コレクション+ 具象彫刻の今ー彫刻家宮坂慎司と県美の収蔵作家たちー