ほとけをめぐる花の美術
19/2/28(木)~19/3/31(日)
根津美術館

泥の中から伸び、水に触れることなく清らかな花を咲かせるハスは、“蓮華(れんげ)”と呼ばれ、仏教を象徴する花として知られている。「ほとけをめぐる花の美術」展は、この蓮華をはじめ、釈迦の生涯を見守った無憂樹(むゆうじゅ)や沙羅(しゃら・さら)、想像上の花である宝相華(ほうそうげ)や宝樹(ほうじゅ)、日本の聖地に咲く桜など、30数件の仏教絵画に描かれたさまざまな花を紹介する展覧会。さらに、経箱、華鬘(けまん)、華籠(けこ)など、蓮華をあしらった工芸品約10件が、ギャラリーに華を添える。