夢幻 村上豊展
19/3/9(土)~19/4/14(日)
講談社野間記念館
郷愁を誘う情趣、夢幻の境地を描いたような心象など、驚くほど多彩かつ自由闊達に描かれたその絵画世界は、いつも私たちの心を優しく解きほぐす。2019年6月には83歳を迎える画家・村上豊。個展における新作の発表、新聞小説や雑誌の挿絵、書籍の装幀、絵本の原画など多岐にわたる舞台で、その精力的な制作意欲は留まることを知らない。
2004年以来、同館における6度目となる「村上豊展」は、今回初めての試みとして前期・後期と分け、「夢幻」「うつし世」とテーマを設定、全作品を入れ替え、近作を中心に全400点もの作品を展示する。心和ませる興趣溢れる作品世界を堪能してほしい。
「夢幻」
夢幻の境地を描いたような心象の情景。
まぼろしの世界を舞台とした住人たちの姿、様相。
夢の世界に遊ぶかのように、名作・近作を展観する。