金銅仏と山本春挙 藤花小禽図屏風
19/4/13(土)~19/5/13(月)
東京黎明アートルーム

《藤花小禽図屏風》を展示しますー描いたのは山元春拳。
明治4年に滋賀県で生まれた日本画家だ。
応挙の流れを汲む四条円山派に属する春拳。
竹内栖鳳と共に近代京都画壇の雄と評されている。
円山応挙が描いた《藤花図屏風》(根津美術館蔵)のオマージュ作品ともいえる本図。
瑞々しくもダイナミックな描写で、溢れんばかりの生命力を幹、蔓、花、葉に宿らせている。
雀を描いたり、色彩を用いず墨一色で描いたりと、春拳独自の表現にも注目してほしい。
また、4月はお釈迦様の誕生月でもあ流ので、誕生仏など小さな金銅仏を7点展示する。
常設の中国の陶磁器15点に加え、アジアの彫刻10点、摩訶僧祇律巻第十八護寺経と経帙、そして岡田茂吉作品も展示。