日本画「青・蒼・碧」展
19/6/4(火)~19/9/1(日)
郷さくら美術館

郷さくら美術館では、コレクション展 日本画「青・蒼・碧」展を開催。本展は日本画で古くから使われている色の一つである「青」に焦点を当て、空や草花などの作品を展示しながら様々な青色の画材について解説していく展覧会。
深い海の色や、入道雲が広がる空の色、匂い立つような草花の色など、イメージの中の「色」を表現するために作家たちは古くから様々な素材を用いてきた。青色を表すだけでも、天然の顔料として知られる青い鉱物や染料として知られる藍の草汁、鉄を主成分とする顔料など、使用する画材の種類・色幅は豊富だ。また作家たちによる彩色の工夫も日々行われており、それはいまを生きる作家たちにも受け継がれている。この展覧会では、現代日本画にみる「青」に焦点を当て、作家たちの色に対する試みを紹介する。