東京都交響楽団 第890回 定期演奏会Aシリーズ
19/11/11(月)
東京文化会館 大ホール
インバルのショスタコーヴィチ、13年ぶりの第11交響曲《1905年》。帝政末期のサンクトペテルブルクで起きた凄惨な「血の日曜日」事件を題材にしつつ、同時代への警鐘とも受け取れる叙事的大作で、こんにちではショスタコーヴィチの交響曲の中でも高い人気を獲得している。過剰な表現や感傷を許さないインバルの指揮が、かえってこの曲の凄みと深みを際立たせることでしょう。
チャイコフスキー:幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》op.32/ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 ト短調 op.103《1905年》