加藤えりな 坂野伊都子 フランス音楽の旅 ヴァイオリン・ソナタ
18/9/11(火)
ルーテル市ヶ谷ホール

17世紀楽弓の巨匠ルクレールがソナタ形式を取り入れヴァイオリン楽曲の沃野を豊にした伝統は、1871年国民音楽協会の設立で幕を開ける近代隆盛以降の偉大で多様な個性に連なっていきます。ヴァイオリン・ソナタは、フランク、サンサーンス、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ルーセル、そして6人組に至るまで、ベルギーの名匠イザイの無伴奏作品も華開くなど、作曲家の個性を表現する重要ジャンルとして連綿と受け継がれていきます。今回は作曲家により異なる表情を見せる代表的なヴァイオリン・ソナタの名曲を綴り、フランスらしい香気と抒情、それぞれの作曲家の個性を偲ぶ演奏会。
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ「遺作」/イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタop.27より 第5番 ト長調/プーランク:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ/フランク:ピアノとヴァイオリンの為のソナタ イ長調