生誕160年記念「イザイ音楽祭ジャパン」2018
18/10/20(土)
東京文化会館 小ホール

2018年はベルギーのヴァイオリン奏者で作曲家、またヴァイオリン奏法におけるベルギー楽派の第一人者として名高いウジェーヌ・イザイ(1858-1931)の生誕160年。生誕160周年を記念し開催される「イザイ音楽祭ジャパン2018」。巨匠ウジェーヌ・イザイ(1858~1931)の活躍した19世紀末から20世紀初頭は近代社会の変質期の時代でした。新しい芸術表現がヨーロッパで始まり、かけがえのない芸術的な価値を持つ作品が数多く生まれました。しかし、激動する時代の中で演奏する機会に恵まれず、歴史に埋もれたイザイの作品も少なくありません。イザイの生誕160年に当たる2018年という節目の年に、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ以外ほとんど知られていない日本で、イザイと深く関わる音楽を上演。
イザイ:無伴奏ソナタ ト長調 op.27-5 編曲版(世界初演)、冬の歌 op.15、瞑想曲 op.16(日本初演)/ショーソン:詩曲 op.25(室内楽版、日本初演)/イザイ:序奏(日本初演)/ヴュータン:奇想曲/ドビュッシー:弦楽四重奏曲 op.15