東京都交響楽団 第867回 定期演奏会Aシリーズ
18/11/21(水)
東京文化会館 大ホール

2015年12月の定期演奏会以来、2度目の登場となる俊才ミヒャエル・ザンデルリンクが、不穏な時代の空気を伝える2つのシンフォニーを中心に指揮。『三文オペラ』『マハゴニー市の興亡』などの音楽劇で有名なクルト・ワイルの第2交響曲は、シリアスな構成の中に、彼特有の“歌(ソング)”や諧謔性がスパイスを効かせた逸品。プロコフィエフの早熟ぶりが炸裂する第1ピアノ協奏曲では、国際的な活躍を続ける河村尚子が新境地を披露。そして、ショスタコーヴィチの第6交響曲は、重厚な第5番と第7番の間にあって、コンパクトな3楽章構成に幻想的な陰鬱さと奇妙な明るさが同居する異色作。その謎めいた存在感でファンを惹きつけます。
ワイル:交響曲第2番/プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調 op.10/ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 ロ短調 op.54