N響オーチャード定期 2018-2019シリーズ<第103回>
19/5/6(月)
オーチャードホール
ヨーロッパだけでなく、アジア・オセアニア、アメリカなどワールドワイドに活躍する巨匠、エド・デ・ワールト。これまでもN響との共演ではドイツ音楽を中心に取り上げてきたが、今回も、ブラームスとリヒャルト・シュトラウスというドイツ音楽プログラムを手掛ける。ブラームスの交響曲第2番は、第1番とは対照的な、明るく穏やかで牧歌的な作品。円熟のマエストロの至芸が堪能できるに違いない。R.シュトラウスの歌曲で独唱を務めるのは、コヴェントガーデン王立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場など、世界の檜舞台で活躍する、気鋭のソプラノ、中村恵理。彼女の澄んだ歌声はシュトラウスの美しい歌曲にぴったりである。ブラームスやR.シュトラウスはN響の十八番のレパートリーであり、N響の魅力を聴くには最適のプログラム。
ブラームス:悲劇的序曲作品81/R.シュトラウス:「献呈」 作品10-1、「あすの朝」 作品27-4、歌劇「インテルメッツォ」作品72~4つの交響的間奏曲から第2曲「暖炉の前の夢想」、「憩え、わが魂」作品27-1、「解き放たれて」作品39-4、「チェチーリエ」 作品27-2/ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73