アンサンブル・ラロ 結成15周年のピアノ四重奏/サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン
19/6/15(土)
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
ウィーン・フィルのヘーデンボルク・直樹をはじめ、ヨーロッパで活躍する若い世代の音楽家たちが、伝統的な室内楽に現代的なアプローチも交えて追求する革新的なグループ アンサンブル・ラロ。個性的な背景を持つ4人がアイディアを持ち寄って生まれる刺激的な音楽は、アンサンブルの醍醐味に溢れている。特に今回取り上げるラトヴィアの作曲家ヴァスクスのピアノ四重奏曲は、作品が内包する衝動と土着の歌心で心揺さぶられる強烈な作品。王道のブラームスとの対比が興味深い、結成15周年記念プログラム。
ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 作品60/ヴァスクス:ピアノ四重奏曲