N響オーチャード定期 2018-2019シリーズ<第105回>
19/7/6(土)
オーチャードホール
若い世代で最も期待されているヴァイオリニストの一人である服部百音のN響オーチャード定期デビュー。既にN響とも共演経験のある彼女が、今回は、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」を弾く。2019年で二十歳になる彼女が、フレッシュなモーツァルト演奏を聴かせてくれることだろう。また、オランダを代表するマエストロの一人、ローレンス・レネスもN響オーチャード定期に初登場。マーラーの交響曲第4番は、彼の交響曲のなかでは比較的短く、メルヘン的で(第4楽章ではソプラノのチャーミングな歌も入る)、美しいメロディに満ち溢れているので、マーラーの作品のなかでは最も親しみやすいものの一つ。欧米で大活躍のスウェーデンのソプラノ、マリン・ビストレムが華を添える。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調「トルコ風」 K.219/マーラー:交響曲 第4番 ト長調