東京都交響楽団 名匠のガイドで聴くイタリアン・プログラム/フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2019
19/7/29(月)
ミューザ川崎シンフォニーホール
近年はニューヨーク・フィルハーモニックとの来日公演で名演を聴かせ、2018年からは東京都交響楽団の首席客演指揮者に。その充実した音楽ゆえ、21世紀の名匠という呼び声も高まっているマエストロ、アラン・ギルバート。その都響と共に奏でるのは、イタリアからインスピレーションを得た4つの作品。コンサートの前半、ヴォルフとレスピーギの作品は豊かな弦楽の響きに魅せられる名曲。そして後半、ローマにまつわる2つの交響詩は、極彩色のオーケストレーションによる音楽絵巻。音楽が涼しげな水しぶきをあげる「噴水」、豊穣なサウンドがホールを満たす「松」。やっぱりオーケストラはすごい!と、帰り道に感嘆の声をあげたくなるプログラム。
ヴォルフ:イタリア風セレナーデ(管弦楽版)/レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲/レスピーギ:交響詩『ローマの噴水』/レスピーギ:交響詩『ローマの松』