藤元高輝(ギター)/B→C バッハからコンテンポラリーへ 214
19/9/10(火)
東京オペラシティ リサイタルホール
2011年の東京国際ギターコンクール優勝者、藤元高輝は10代の頃から卓越した技巧で存在感を見せ、コンテンポラリーの演奏にも定評ある若き精鋭。見通しのよい明晰な音楽づくりと多彩な音のパレットから紡がれる彼の演奏は、ギタリストという枠組みにとらわれず作曲や指揮も学んできたことで、より良いシナジー効果も得られているようです。一本のギターで様々な時代の、多彩な表現を味わえる一夜です。
ヘンツェ:『王宮の冬の音楽 ─ ソナタ第1番』から「グロスター」(1975〜76)/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005/アセンシオ:内なる想い(1965)/カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔の奇想曲 op.85/ソル:グランド・ソナタ第2番 op.25/伊左治 直:新作(2019、藤元高輝委嘱作品、世界初演)