オクサーナ・ステパニュック ソプラノ・リサイタル
19/9/12(木)
東京文化会館 小ホール
コロラトゥーラと呼ばれる軽快で華やかな技巧的旋律を得意とするソプラノ歌手であり、世界的なバンドゥーラ(ウクライナの民族楽器)奏者。透き通った高音、抜群の歌唱力、卓越した表現力で聴く人を魅了し、コンクールで数多くの優勝を果たす。特に『アヴェ・マリア』は、ローマ法王も自らアンコールのリクエストをしたほどであり、本公演でも披露。今回のコンサートでは、バンドゥーラの演奏や、本人とピアニストの比留間千里による、曲目や楽器についての解説も交えながら進行。圧倒的な実力と端麗な容姿はさることながら、「人々に愛と希望を届けたい」と、東日本大震災のチャリティーコンサートをはじめ、世界各地で精力的に平和活動を行う彼女の魅力と想いが、最大限に伝わる公演
V. ヴァヴィロフ:カッチーニのアヴェ・マリア/G. プッチーニ:オペラ『ジャンニ・スキッキ』より“私のお父様”/武満徹:小さな空/小林秀雄:落葉松、他