イ・ムジチ合奏団
19/10/4(金)
ミューザ川崎シンフォニーホール
半世紀以上前、名門サンタ・チェチーリア音楽院の卒業生12名により結成されたイ・ムジチ合奏団。その数週間後に彼らの演奏を耳にした伝説的指揮者トスカニーニから「素晴らしい!絶品だ!まだ音楽は死んでいなかった!」と称えられたのを皮切りに、彼らはまさに世界を席巻してきた。今でこそ世界でもっとも有名なクラシック作品のひとつとなったヴィヴァルディの『四季』だが、それは『四季』のレコーディングが世界中で何百万という売上を記録し、ここ日本でも社会現象を巻き起こした彼らの功績によるものであることに、誰も異論はないだろう。イタリアの突き抜ける青空を思わせるような、自発性溢れるアンサンブルを守りながらも新しい解釈を取り入れることに躊躇しない貪欲な彼らの『四季』は、まさに「永遠のスタンダード」と呼ばれるにふさわしい。今回は『四季』も含めたオール・バロック・プログラム
コレッリ:合奏協奏曲 ヘ長調op.6-2/サンマルティーニ:合奏協奏曲 ニ長調 op.2-6/エイヴィソン:合奏協奏曲第5番 ニ短調(D.スカルラッティ原曲)/ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調op.3-10 RV580 「調和の霊感」/ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」全曲