大室晃子 お話と演奏で紡ぐショパン VOL2
19/10/5(土)
早稲田奉仕園 スコットホール
ショパンの4曲のバラードを聴くと、それぞれの曲から情景が浮かびあがり、一つの物語として心に響くように感じるという大室。古くは吟遊詩人たちが歌い繋いでいた「バラード」は、18世紀にはいるとゲーテやシラーによって、詩としての形式が確立された。そして、初めて器楽曲にバラードという言葉を使ったのが、ピアノの詩人と言われたショパン。文学への造詣も深かったショパンがバラードにどのような想いを込めたのか、お話を交えながら全4曲のバラードを上演。
フレデリック・ショパン:バラード第1番ト短調op.23、バラード第2番ヘ長調op.38、バラード第3番変イ長調op.47、バラード第4番 ヘ短調 op.52