発掘成果から考える 近世都市「おおさか」の食文化<2020年2月29日から臨時休館、営業再開日は決定次第ホームページに掲載>
20/3/4(水)~20/5/11(月)
大阪市/大阪歴史博物館/8階特集展示室
住友銅吹所跡出土の中国産磁器蓋付碗・皿 18世紀前葉 大阪市教育委員会蔵
<2020年2月29日から臨時休館、営業再開日は決定次第ホームページに掲載>生活の基本となる「食」の面から、大阪の歴史をふり返る展覧会が、大阪歴史博物館で開催されます。考古資料の中でも多くの割合を占め、時期によって産地や器種に違いがみられる食膳具・調理具は、豊臣期から江戸時代を通じて国内外から広く搬入、販売されており、大都市大坂の特徴をうかがい知ることができます。大坂城内、蔵屋敷、城下町の人々が所有した、碗、皿、擂鉢(すりばち)、鍋などの陶磁器・土器類をはじめ、骨・貝殻といった食材の痕跡、魚種名が記された魚市場跡出土木簡などが展示され、現代の私たちの食卓にも通じる、近世大坂の食文化について考察します。