静岡市美術館開館10周年記念 生誕110年・没後30年 絵本画家・赤羽末吉展 「スーホの白い馬」はこうして生まれた
20/10/3(土)~20/11/29(日)
静岡市/静岡市美術館
赤羽末吉《スーホの白い馬》表紙 1967年 ちひろ美術館
50歳の時に絵本画家としてデビューした赤羽末吉(1910~1990年)の画業を紹介する展覧会が、静岡市美術館で開催されます。赤羽は、代表作「スーホの白い馬」をはじめ、「かさじぞう」「だいくとおにろく」「ももたろう」など、80歳で亡くなるまでの30年間に約80冊の絵本を手がけました。同展覧会では、ちひろ美術館所蔵の「スーホの白い馬」全26場面や民話絵本の原画、赤羽が撮影した内蒙古取材時の写真、満州時代の活動から最晩年の作品など、約300点が展示されます。さまざまな絵本原画や写真、資料を通して、「スーホの白い馬」の誕生の軌跡を辿るとともに、最後まで絵本表現と向き合った赤羽の画業を振り返ります。