幻の名窯 湖東焼-彦根藩窯の盛衰-
20/10/23(金)~20/11/23(月)
彦根城博物館
(c)彦根城博物館
江戸時代後期に彦根で焼かれ、藩窯として隆盛したやきもの「湖東焼」を紹介する展覧会「幻の名窯 湖東焼-彦根藩窯の盛衰-」が、彦根城博物館で開催されます。「湖東焼」は、文政12年(1829年)に商人絹屋半兵衛が開窯し、後に彦根藩直営となり、井伊直亮と直弼のもとで発展しました。良質な材料をふんだんに用い、藍色の染付や青磁、色絵、金彩など、色鮮やかで多様な湖東焼は重宝されましたが、生産量が少なく、いつしか「幻のやきもの」と呼ばれるようになりました。同展覧会では、井伊家伝来品はもちろん館内外の湖東焼が一挙に公開され、その歴史と魅力に迫ります。