特別展「海を越えたつながり-倭の五王と東アジア-」
21/3/13(土)~21/5/9(日)
堺市博物館
船形埴輪 藤井寺市教育委員会蔵
堺市の歴史を今に伝える堺市博物館で、特別展「海を越えたつながり-倭の五王と東アジア-」が開催されます。中国南朝の宋の正史『宋書』に登場する「倭の五王」讃・珍・済・興・武に着目し、近年進んできた韓国での発掘調査成果や、当時の東アジア情勢を踏まえながら、「倭の五王」と深いつながりのある百舌鳥古墳群の築造背景を探ります。国宝『伝・誉田丸山古墳 金銅透彫鞍金具(こんどうすかしぼりくらかなぐ)』や、重要文化財『酒巻14号墳 筒袖の男子埴輪』など、両国のつながりを示す出土品が展示されます。4月3日には、堺市産業振興センターイベントホールで、国際シンポジウム「5世紀の倭と東アジア」も行われます(※詳しくはホームページをご覧ください)。