国宝 東塔初層特別開扉
21/3/1(月)~22/1/16(日)
薬師寺
12年ぶりに甦った薬師寺国宝『東塔』の一般公開が行われます。東塔は、薬師寺創建当初から現存する、平城京最古の建造物です。屋根の大小がおりなすバランスはとても美しく、「凍れる音楽」とも称されます。東塔相輪上部の水煙には、笛を吹きながら踊る奏楽天人、花籠を捧げる天人、蓮のつぼみを捧げ持ちながら降りてくる天人が躍動的に表現されています。このほか、西僧坊の『国宝水煙』、田渕俊夫画伯筆「阿弥陀三尊浄土図」・「仏教伝来の道と薬師寺」の壁画が描かれた『食堂』、平山郁夫画伯筆「大唐西域壁画」が奉納された『玄奘三蔵院伽藍』も同時公開されます。※東塔は、基壇上からの拝観となります。