真如堂 涅槃図公開
23/3/1(水)~23/4/2(日)
京都市/真如堂(真正極楽寺)
江戸中期建立の巨大な本堂で知られる真如堂で、涅槃図が公開されます。縦6m、幅4mの極彩色が施されたもので、宝永6年(1709年)、浄土門の高僧厭求(ぐえん)や海北友賢(かいほうゆうけん)によって制作されました。画面全域には、127種類にもおよぶ動物や魚類、昆虫などが手向けの花をくわえたり、手に持つなどして、釈迦の死を悼んでいる様子が描かれており、その数は涅槃図では日本最多であろうとされています。涅槃図拝観者には、「花供曽あられ」が授与されます。