大垣まつり
23/5/13(土)~23/5/14(日)
岐阜県大垣市/大垣八幡神社周辺、東外側通り、大垣駅通り/ほか
370年余の伝統を誇る「大垣まつり」が、大垣八幡神社前や大垣駅通りほかで開催されます。慶安元年(1648年)、大垣城下町の総氏神であった八幡宮が、大垣藩主戸田氏鉄公により再建整備された際、大垣10か町が、10両のやま(※)(出しもの)を造り、曳き出したことが始まりとされます。その後、延宝7年(1679年)に、藩主戸田氏西公から神楽やま、大黒やま、恵比須やまのいわゆる三両やまを賜り、これを機に、10か町はやまの飾り付けに趣向を凝らしていきました。濃尾震災や戦火により多くのやまを失いましたが、修復や復元などにより、やまの再建が進められ、平成24年(2012年)には70年ぶりに全13両が勢揃いし、平成27年(2015年)に「大垣祭のやま行事」として、国の重要無形民俗文化財に指定されました。祭りでは、全13両のやまが新緑の城下町を巡行し、華麗な祭絵巻が繰り広げられます。平成28年(2016年)に、ユネスコ無形文化遺産登録された「山・鉾・屋台行事」33の祭礼のひとつです。※「やま」は正しくは車偏に山