キトラ古墳壁画の公開(7月)
23/7/22(土)~23/8/20(日)
奈良県明日香村/キトラ古墳壁画保存管理施設(キトラ古墳壁画体験館「四神の館」内)
特別史跡キトラ古墳は、7世紀から8世紀初め頃に造られた古墳で、石室の北壁に玄武、東壁に青龍、南壁に朱雀、西壁に白虎の四神が描かれ、その四神の下には獣頭人身の十二支が、天井には東アジア最古の現存例である天文図が描かれるなど、歴史的かつ学術的に極めて価値の高いものです。平成12年(2000年)に特別史跡に指定された後、平成22年(2010年)までに石室内の壁画が全て取り外され、仮設修理施設で保存修理が実施されてきました。国営飛鳥歴史公園キトラ周辺地区内に設けられたキトラ古墳壁画保存管理施設で、キトラ古墳壁画の公開が特別に行われます。2023年の夏は「朱雀」が特別に公開され、実物の壁画をじっくりと鑑賞できる貴重な機会となります。