加須市 オニバスの開花
23/7/24(月)~23/9/6(水)
埼玉県加須市/オニバス自生地
加須市のオニバス自生地は、絶滅危惧種であるオニバスの、埼玉県内で唯一の自生地です。オニバス自生地では、例年7月下旬から9月上旬にかけて、オニバスの花が見頃を迎えます。オニバスは、スイレン科の巨大な浮葉の一年草で、毎年5月頃から水底の種子が発芽し、6月頃に幼葉が伸びます。7月頃には、とげのある丸い葉を広げるようになります。生育条件がよければ、浮葉の直径が2mほどに成長します。見頃を迎えると、早朝に赤紫色の可憐な花を咲かせます(午後には花が閉じます)。8月12日には「オニバスフェスタ」が開催され、模擬店の出店をはじめ、オニバス写真の展示といった観光PR、環境アドバイザーによる環境学習などが行われます。