タバンカ祭
23/9/2(土)
茨城県下妻市/大宝八幡宮
大宝八幡宮の火祭りの「タバンカ祭」は、1370年に、大宝寺別当坊の賢了院が出火した際、畳と鍋蓋を持って火を消し止めた故事を戯曲化したものといわれます。松明を両手に持った所役2人が、松明を振り回しながら駆け回ります。畳を持った所役4人、鍋蓋の所役1人が、交互に火の粉を浴びながら、松明を持った所役2人を追いつ追われつ走り回ります。その後、勢いよく燃え上がる火を囲んで、畳や鍋蓋を力一杯石畳に叩きつけます。松明が燃えつき、祭りが終わるまでの約1時間は、社伝の八幡太鼓の音が鳴り響き、勇壮さを引き立てます。