国宝仁王門 大修理勧進 秘仏本尊特別ご開帳(秋)
23/10/27(金)~23/11/30(木)
奈良県吉野町/金峯山寺/蔵王堂
金峯山寺の国宝、仁王門大修理勧進のため、本堂蔵王堂(国宝)に安置されている秘仏本尊金剛蔵王大権現(こんごうざおうだいごんげん)3体が、特別に開帳されます。「権現」とは権(仮り)に現われるという意味で、過去、現在、未来の三世にわたる衆生の救済を誓願することにより、釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩が権化された姿です。一方、国宝仁王門は寺内で現存する最古の建造物で、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成物の一つとして、本堂蔵王堂とともに、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。2012年より、毎年、特別公開されます。※特別開帳中の特別拝観料の一部は、仁王門大修理費にあてられます。