大串のささらばやし
23/11/23(木)
茨城県水戸市/大串稲荷神社
提供:水戸市教育委員会
無病息災や五穀豊穣を願う大串稲荷神社の秋祭りに、江戸時代中期に始まったとされる「ささらばやし」が奉納されます。氏子らが年交代で床のない舞台に入って行う「棒ささら」といわれるもので、竹竿の先につけた雄獅子、雌獅子、子獅子の3体の獅子頭を操り、大太鼓、小太鼓、鉦、笛、唄からなるお囃子にのせて舞を披露します。情緒豊かなこの「棒ささら」は、水戸・石岡地区以外では見られない民俗芸能であることから、県指定、国選択の文化財に指定されています。11月12日には、大串貝塚ふれあい公園で「風土記の丘ふるさとまつり」が開催され、「大串のささらばやし」とともに「大野のみろくばやし」が披露されます。