みちのく いとしい仏たち
23/12/2(土)~24/2/12(月)
東京都/東京ステーションギャラリー
青森・岩手・秋田の北東北の暮らしが生んだ木像にスポットをあてた展覧会「みちのく いとしい仏たち」が、東京ステーションギャラリーで開催されます。日本各地の寺院でご本尊として祀られた立派な仏像がある一方で、地方の村々では、小さなお堂や祠などに素朴でユニークな仏像や神像が祀られ、人々の悩みや祈りの拠り所として親しまれてきました。同展覧会では、大工や木地師(きじし)の手による個性派ぞろいの木像約130点が展示され、彫りの拙さやプロポーションのぎこちなさから醸されるユニークで味わい深い魅力が紹介されます。粗末な素材を使って簡略に表現された民間仏から、日本の信仰のかたちについて紐解きます。