よきかな源氏物語
24/1/18(木)~24/3/17(日)
京都市/嵯峨嵐山文華館
嵯峨嵐山は、平安時代中期に成立した最古の長編小説『源氏物語』にゆかりが深い、日本有数の観光地です。同館の周辺には、主人公・光源氏の側室だった明石の方と、二人の間に生まれた明石の姫君が居住したとされています。徒歩圏内には、光源氏のモデルになったとされる源融(みなもとのとおる)の山荘跡「清凉寺」、光源氏がお忍びで六条御息所を訪ねた「野宮神社」、光源氏が建てた御堂の北側にあったという「大覚寺」などが存在します。同展覧会では千年の時を超え、今もなお愛され続ける『源氏物語』を題材にした日本画が、各場面の解説や、個性あふれる登場人物たちの人物相関図とともに紹介されます。