すみつけ祭<2024年は関係者のみで行われます>
24/2/11(日)
群馬県玉村町/上福島地区(集合場所/上福島公民館)
<2024年は関係者のみで行われます>顔に墨を塗った大人や子どもが、人々に墨を塗りつけるユニークな祭が、上福島地区で行われます。江戸時代の元禄年間(1688~1704年)に疫病が流行した際、転んで鍋の炭が顔についた女性が病気にならなかったことから始まったとされます。埼玉県の玉敷神社から御神体と天狗の面を借り、この面をつけた「先達(せんだつ)」を先頭に、御神体を奉持した人、オサゴ櫃を担いだ人や太鼓を打ち鳴らす人、顔に墨を塗った人々が続き、地区内の家々をまわります。家を訪問すると、輪切りの大根につけた墨を家人の顔に塗りつけます。この墨をつけられた人は、その年、風邪や悪病にかからず、無病息災で過ごせるとされます。