ひげなで祭
24/1/14(日)
千葉県香取市/側高神社
五穀豊穣、子孫繁栄を祈願する伝統行事の「ひげなで祭」は、約800年前の建保2年(鎌倉時代)に始まったとされ、現在では、毎年1月第2日曜に行われます。氏子の間で祭の当番を引き継ぐ儀式で、当番と次の当番(新当番)が東西に分かれ、ご飯茶わんほどの大きさの朱塗りの杯の酒を、豪快に飲み干します。その際、当番が髭をなでると、新当番は何杯でも応じなければなりません。紋付き袴姿の髭男たちが、口元にたくわえた髭を大きな仕草でなで上げる様は、滑稽で観客の笑いを誘います。境内では、甘酒もふるまわれます。