強飯式
24/4/2(火)
栃木県日光市/日光山輪王寺/本堂(三仏堂)
(c)日光山輪王寺
「強飯式」は、日光山に古くから伝わる独特な古儀です。「三天合行供・採灯大護摩供」「強飯頂戴の儀」「がらまき」から成り、法螺貝の響き渡る中、僧侶、山伏、頂戴人の約20人の行列が御堂へ入堂して儀式が始まります。中でも、山伏姿の強飯僧が裃姿の頂戴人に三升もの山盛り飯を差し出して、「75杯、残さず頂戴しろ」と責め立てる儀式は必見です。全国でも類を見ない大変珍しい行事であると同時に、日光山の長い歴史と信仰の神髄を、今に伝える霊験あらたかな盛儀として知られます。