普賢象桜
24/4/13(土)~24/5/6(月)
京都市/引接寺(千本ゑんま堂)
「普賢象桜(ふげんぞうざくら)」は、花の中心から次の双葉が2本伸び、普賢象菩薩の乗る象の牙のように見えることから名づけられた桜です。船岡山の刑場の麓に植えられた普賢象桜は、一ひら二ひらではなく、花冠のままぼとりと落ちます。この桜の散り様が、さながら斬首される囚人の姿に似てるため、中世の所司代はこの花を獄舎の囚人に見せ、仏心を起こさせたとも伝わります。引接寺(千本ゑんま堂)では、開山桜も例年4月中旬から咲き始めます。桜の見頃には、夜間ライトアップが行われます。