小稲の虎舞
24/9/16(月)
静岡県南伊豆町/小稲海岸
来宮神社の祭典で奉納される「虎舞」は、江戸時代の劇作家、近松門左衛門が書いた「国姓爺合戦(こくせんやがっせん)」の一部を舞にしたもので、漢人「和藤内」が、竹藪に差し掛かった時に大虎と出くわし、格闘の末、虎を生け捕りにし、連れ帰るという筋書きです。全国的にも珍しい舞で、豊年の年には竜も出て「竜虎の舞」が行われます。毎年旧暦8月14日の夜に行われ、県の無形文化財に指定されています。※お祭終了後は下田へのバスの便がないのでご注意ください。