須成祭
24/8/3(土)~24/8/4(日)
愛知県蟹江町/冨吉建速神社および八剱社、飾橋~天王橋

冨吉建速(とみよしたけはや)神社と八剱社(はちけんしゃ)による「須成祭」は、車楽船(だんじりぶね)と神葭(みよし)流しの神事から構成されます。宵祭では、巻藁船が祭囃子を奏でながら川を上り、御葭橋では、この時だけ祭船を通過させるために橋が上がる情景を見ることができます。翌日の朝祭では、巻藁船から模様替えをした車楽船から、船を飾っていた梅花や桜花を観衆に投げる「投げ花」が行われ、この花を家に飾ると厄除けと良縁に恵まれるとされます。7月の「稚児定め」から10月の「棚下し」までの約100日間の祭事は、ユネスコ無形文化遺産登録された「山・鉾・屋台行事」33の祭礼のひとつで、国指定重要無形民俗文化財です。