八重垣神社祇園祭

元禄10年（1697年）から続く由緒祭り「八重垣神社祇園祭」が、八重垣神社とその周辺で行われます。10町から出た20数基の神輿が、10の祭り囃子にのって町内を練り歩きます。女人禁制の旧例が緩和されて繰り出すようになった“女神輿”は、全国でも珍しい女性だけが担ぐ神輿として注目されており、各町内から男性に負けじと、威勢の良い女性たちによる10基の神輿も繰り出します。ハイライトの神輿連合渡御では、10町内から集まった20基以上の神輿と囃子連が、延々と連なって市街を渡御します。夕刻に、八重垣神社に次々と宮入する前には、活気が最高潮に達し、担ぎ手たちの力の入った渡御が見られます。