秋季特別展(遊行上人秘宝展)
24/11/1(金)~24/12/8(日)
京都市/長楽寺

鎌倉末期の混乱期に諸国を巡りながら旅の遊行を続け、一所不在の念仏化導(けどう)を行ったことから「遊行上人」と呼ばれた時宗(じしゅう)の開祖一遍上人と、その後、法燈を継ぎ、同様に「遊行上人」と呼ばれた時宗法主の資料が、長楽寺にて公開されます。京都で最も重要な遊行上人の道場でもあった七条道場金光寺が、明治40年(1907年)に長楽寺に合併されたことから、その資料の多数も移管され、中でも一遍上人像などの遊行上人像七躯と、遊行上人の消息(手紙)の24通は、昭和55年(1980年)に重要文化財に指定されています。例年11月中旬からモミジなどが色づき始め、夜間拝観でライトアップされた紅葉を観賞することもできます。