名取事務所『占領の囚人たち』パレスチナ演劇上演シリーズ
23/2/17(金)~23/2/26(日)
「劇」小劇場
パレスチナ人男性の4人に1人は収監される—―。ユダヤ系イスラエル人作家のエイナット・ヴァイツマンが、パレスチナ人の元/現囚人らと作り上げたドキュメンタリー演劇『Prisoners of the Occupation』。SNS投稿が原因で逮捕・収監され、世界的に有名になった詩人ダーリーン・タートゥールの独白劇『I, Dareen T.』。尋問、ハンスト、面会など、今日も刑務所で起きている苛烈な現実と、占領と男性支配、二重の抑圧に抗うパレスチナ人女性の闘い。政府にマークされながら自国の加害を告発し続けるヴァイツマンの二作から見えるのは、遠い異国の悲劇か?日本の制作陣による現地滞在制作を経て、パレスチナ人俳優カーメル・バーシャーが来日する。