国立能楽堂 6月普及公演
19/6/8(土)
国立能楽堂

和泉流による狂言『六地蔵(ろくじぞう)』。すっぱ(詐欺師)たちは、仏師と地蔵に化け、地蔵を買いに来た田舎者をだまして金儲けをしようとするが……。観世流による能『鵜飼(うかい)』は、殺生禁断の地で漁をした罪で地獄に堕ちた鵜使いの老人の霊が鵜飼の様子を見せる。僧たちが法華経で供養すると、閻魔大王が姿を現し老人が成仏したことを告げる。上演と併せて、殺生禁断と「鵜飼」をテーマにした解説・能楽案内を行う。
演目
解説・能楽あんない『鵜飼はいとほしや』―殺生禁断と『鵜飼』田中貴子(甲南大学教授)
狂言『六地蔵 (ろくじぞう)』小笠原匡(和泉流)
能『鵜飼 (うかい)』上田貴弘(観世流)