須磨夢幻 -能と狂言の鑑賞会-
19/10/5(土)
国立能楽堂

今年は「須磨夢幻」と題し、能『松風』を中心に、兵庫・須磨にゆかりの作品を上演。狂言『文荷(ふみにない)』は、主人の恋文を届けに行く太郎冠者と次郎冠者が、道中、遊び気分で盗み読むうちに手紙がふたつに裂けてしまうお話。能『松風(まつかぜ)』は、西国行脚の僧が須磨の浦でふたりの乙女に宿を借りることから始まる物語。古作『汐汲』を観阿弥・世阿弥が改作した詩劇で、古来名作の誉れ高いことで知られる作品だ。
演目
お話し『須磨の風流』林望
狂言『文荷』野村万作
能『松風』坂真太郎