国立能楽堂 10月企画公演
19/10/25(金)
国立能楽堂
正月の子の日、小松が原で松を引く貴公子は美しい小袖を被いた娘を見染め、歌を詠み交わす。明治期の歌人冷泉為理の作で、茂山千五郎家のみの所演曲。(『子の日』)夫の敵・望月秋長を討とうと虎視眈々と機を狙う妻と子と家来の小沢刑部は、羯鼓や獅子舞などの芸尽くしで望月を引き付け仇討ちの機会を窺う。観世銕之丞家で特に大切に伝承されてきた作品。(『望月』)
演目
狂言『子の日(ねのひ)』茂山七五三(大蔵流)
能『望月(もちづき)』観世銕之丞(観世流)