SABU/さぶ
02/10/5(土)
正攻法の三池演出が山本周五郎の世界を紡ぐ
5月に放映されたTV作品が、監督三池崇史のディレクターズ・カット版として復活。地に足のついた演出で、刑務所の中と外に引き裂かれた青年ふたりの友情をしっかりと見つめている。
江戸時代の下町。表具職人の栄二とさぶは、幼いころからの兄弟分。ある日、栄二は得意先で盗みを働いたかどで捕まり、人足寄場に送られる。さぶは栄二の無実を信じ、寄場に会いに行くが、彼は人間不信に陥り、復讐だけを心の支えにしていた。
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