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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

家〈1956年〉

中国の著名な作家、パー・チンの多分に自伝的色彩の強い同名原作を映画化したもの。1910年代の四川省成都。官僚地主家庭の高家では、かつて成朝の官僚を務めていた祖父が絶対的権力を握り、家庭内に封建秩序を維持していた。だが彼の孫たちは祖父や父たちの腐敗ぶりを目にし、反封建の志を燃やし始める。それぞれに抵抗を試みる彼らだが、長男の覚新だけは、高家の跡取りという重荷から祖父に逆らえないでいた。相思相愛の女との結婚をあきらめ、親の言うままに、別の女と結婚する覚新だが……。日本以上にかつてのハリウッドの影響を受けていた上海映画界の充実ぶりがよくわかる傑作。

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